福島県只見町 縁結び三石神社の参拝方法

【参拝に際して】こより・5円玉を各自ご用意いただきますようお願い申し上げます。
「こより」は只見町インフォメーションセンター(只見駅構内)にて無料配布もおこなっております。(営業時間9:00〜17:00)
足もとはスニーカーなど歩きやすい靴でお越しください。
駅から鳥居までは徒歩で約7分ほどです。
鳥居から三の岩(御神体)までは、約20分ほどの登山道となります。

【こよりと5円玉をお忘れなく】
こよりをご持参されていない場合、只見駅内のインフォメーションセンターにて無料で配布しております。夏は虫除け対策も万全に!

【鳥居までは徒歩約7分】
踏切を超え、滝神社の左側の道を進んでいくと、赤い鳥居が見えてきます。参道入口の鳥居から、奥の三の岩「縁結びの岩」まではずっと登り坂です。 春はチゴユリ、初 夏はヒメサユリ、夏はオニユリなどが 咲き競います。

※季節によってクマ、ハチ、ヘビに注意が必要。

※足もとはスニーカーなど歩きやすい靴で行きましょう。

【一の岩】
岩穴に頭を入れてお祈りすると、頭が良くなり、また頭の病気が治ると言われています。 

【二の岩】
泪岩(なみだいわ)と呼ばれ、夏の日照りの時にも涸れずに岩から水がしみ出しており、その水を目につけると、 目の病気が治ると言われています。

【3つ目の岩が御神体】
岩にはたくさんの孔が開いていて、この孔にこよりを通し、5円玉をつるして奉納すると縁が結ばれると言われています。 

【無心になって】
岩にある穴を探し、こよりを通したら、5円玉と一緒に結び、良縁を願いましょう。

三石神社の由来

 三石神社は、山中に一の岩、泪岩(なみだいわ)、縁結びの岩の三つの岩を磐座(いわくら・神の鎮座する所)としているところから三石神社と名がつけられたものと推測され、祭神としては伊邪那美命(いざなぎみこと)、白山姫命(しらやまひめのみこと)、少那彦命(すくなひこのみこと)を祀り、縁結びの神と云われております。祭神名から推測すれば、本社は石川県石川郡鶴来町三宮町に鎮座される白山比売神(しらやまひめのかみ) から分霊されたものと考えられております。 
 その後、平安時代の末期文治年間(1185〜1190)奥州藤原秀衡征伐の大功をたてたため、源頼朝よりこの地を賜った金山谷、横田の坊主山内経俊が、夢枕に立った神霊のおげに導かれて、この地に奉願したと伝えられております。 
 また、三石神社を国の寺社奉行に登録したのも山内家と云われております。 
 当神社は、岩霊を以って社殿となし、御神体には巨岩を祀っており、御穀豊穣、家内安全、生業繁栄、開運、招福の神として信仰されております。 
特に昔から地元では、三つの巨石とも無数のあなが開いており、このあなに、こよりまたは奉納物としていた真綿を糸にして通し、親指と小指とをもって結べば祈願が叶うという信仰習慣があるところから、近年特に「縁結びの神」として近郷はもとより遠く県外からもおいでになり、お二人でお参りされる方が年々多くなっております。 
 祭日は、古くは八朔(はっさく)すなわち旧暦の八月朔日(ついたち)でしたが、現在は村社の「滝神社」 祭礼と同日の9月5日・6日の2日間としておりますがお参りは年中できます。 

平成二十六年九月一日 
只見区 只見町商工会青年部 

【アクセス】拡大地図はこちら
電車:JR只見線只見駅から三石神社鳥居まで徒歩約7分
車:磐越自動車会津坂下ICから1時間45分